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吉田幸生WEB

関西を中心に主にシャンソンピアニストとして活動してきた音楽家吉田 幸生のいろいろ

ニューアルバム「雨の小豆島」新発売のお知らせ

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吉田幸生の新しいソロピアノCD発売開始しました。当初6月7日の記念コンサート開催と同時発売予定だったのですが、
コロナウイルス流行の影響でコンサートは秋に延期となったため、CD発売を先行することにしました。税込み2000円です。

キャンペーン特典として、ご購入下さった皆様には夏以降行うソロピアノコンサートの入場料を500円割引にします。ご都合の合うコンサート当日にCDをご持参くださいませ。
CD提示で割引させていただきます。

CD購入はこちらからお願いします(この文章をクリック)

amazon他ネット販売、iTunes Music Store他ダウンロード販売も致しますが、
そちらの方は手続きの都合上、数ヶ月先になりますので、この機会にぜひお申し込みくださいませ。なおキャンペーンは6月末日で終わらせて頂きます。

収録曲目

1 雨上がり
まずはオリジナルから聴いていただこう。8小節のフレーズが転調を繰り返して無限ループする。曲が出来上がったのは随分前。後に歌手 海江田 文さんにタイトルと歌詩をつけてもらったが、まだ歌としては日の目を見ていない。とりあえずインストバージョンとして発表しよう。

2 シェルブールの雨傘(ルグラン) Les Parapluies De Cherbourg
3 風のささやき(ルグラン) The Windmills Of Your Mind/Michel Legrand
私の敬愛して止まない作曲家にして編曲家そして偉大なピアニスト ミシェル・ルグラン。残念ながら2019年1月26日に世を去った。素晴らしいミュージシャンでした。拙い演奏ですが捧げます。
※2,3はできるだけ続けてお聴きください。

4 革命(ショパン)Étude op.10 nº12/Fryderyk Franciszek Chopin
ワルシャワ(ポーランドの首都。ワルソー)がロシア軍に陥落したことを知って、ショパンが激しい怒りと愛国心で書き上げた曲。ショパンの書いたスコア通りには未だに弾けないが、ジャズのマルウォルドロンの演奏を真似して僕なりのアレンジになってます。

5 アラベスク(ドビュッシー)Arabesque No. 1/Claude Achille Debussy
僕の頭の中には、どのピアニストの演奏よりも冨田勲さんのシンセサイザー作品が居座っている。ほぼドビュッシーのピアノスコア通り。のはず。

6 ピアフに捧ぐ(プーランク)Hommage à Edith Piaf ( Improvisation n.15)/Francis Jean Marcel Poulenc
作曲家プーランクはエディットピアフの大ファンだったが、当時は世間体が悪く、隠れるようにライブに通っていたらしい。そして自分の15即興曲集の内の1曲にそっと「ピアフに捧げる」と副題をつける。ピアフは1915年~1963年、プーランクは1899年~1963年。プーランクの方が一回り以上年上だが奇しくも同じ時に亡くなっている。

7 山霊(やまだま)(葛木御歳神社に捧げる交響曲)
奈良県の中腹にある御所市は金剛山の麓に、お年玉の起源となった年神様を祀る古い小さな神社がある。ここをたった一人で立て直した宮司東川(うのかわ)優子さんからの依頼で作曲。山と人との関わりをイメージして作った。

8 雨の小豆島
小豆島に住む芸術家松本宏・池上夏生夫妻を訪ねた折、彼らの家のアップライトピアノで生まれた作品。滞在中よく雨が降っていたので、そんな曲になりました。

9 千里浜の夏
石川県羽咋市にある千里浜は、車で走れる砂浜である。日本海の海岸にしては珍しくストーンと真っ直ぐな、沈む夕陽が絶景の名所。ここ出身の歌手 薮内ようこ氏に依頼されて作った曲。歌詞もできた。

10 タロットカード(@kkjk house)
兵庫県川西市在住のファッションクリエイター柏木清広・純子夫妻の自宅パーティに招かれた際、ゲストの占い師 いほりみほこさんの手元を見つめている内に出来た曲。その場で持参のピアニカにて披露した演奏が、もしかしたらベストテイクかも。

11 My Beans Requiem(私の腎臓に捧げるバラード)
2017年11月に腎臓がダメになってしまい人工透析に通う身体になった。今までよく働いてくれてありがとう、大事にしなくて御免なさいという、お詫びと感謝を込めました。

12 Peche Doro(黄金の魚)
宝塚駅前の「冷凍」魚屋兼バーのペッシェドーロさんのテーマソングとして勝手に作曲。エンドレスで揺らいでいる南の海をカラフルな魚たちが泳ぎ回る、そんなイメージ。

13 リベルタンゴ(ピアソラ) Libertango
14 オブリビオン(忘却)(ピアソラ) Oblivion/Astor Piazzolla
タンゴ界の異端児にして巨匠、アストルピアソラの2曲。

15 My Back Pages/Bob Dylan
キースジャレットのバージョンが下敷きになってます。

16(ボーナストラック) 最後の盃(蛍の光新訳)Auld Lang Syne(スコットランド民謡)
最近は卒業式に使われることも減り、もっぱら閉店BGM専用なこの曲。元々の歌詞には蛍の光も窓の雪も出てこず、文なんか読んでいない。そこでこの曲本来の、さよならの歌としての訳詩を作った。使って頂けたら幸いです。
1 おまえもいつかは世を去りゆく 今宵の絆にこの盃
※ 過ごした時の輝きを グラスに重ねて乾杯、さよなら ※
2 止まるも行くも心一つ 最後の夜は飲めや歌え
 ※ ~ ※
3 丘には風吹き沢はそよぎ 小菊の咲く庭、鳥さえずる
 ※ ~ ※
  乾杯、さよなら  また明日


ニューアルバム「雨の小豆島」によせて

「2019年5月、雨の小豆島。雨の音、鳥の声、清々しい湿気、島の全ての音や空気が、幸生さんが弾くピアノから溢れ出す音と一緒になって、私達を包んで行った。」
池上夏生 (画家)・Hiroshi Matsumoto (洋画家)  夫婦で2015年小豆島に移住。美しい島の自然を楽しみながら制作をしている。

「タイトルを見て聞き出すと自分の想像と彼の感性が少しずつ混ざり始める。細やかな砂と砂が混ざるように僕は心地よく侵食されていく。そして僕は吉田幸生になる。」
柏木キヨヒロ kkjkアパレルデザイナー:1960年生まれ。レディースカジュアルが得意なファッションデザイナー。今はリメイク・アップサイクルが熱いです。

「人生の機微-華やかさと哀愁を併せ持つ音色に何度魂を揺さぶられたことでしょう。そして、ひとたび自然を表現すると、空気の匂いや水の気までもが見えてきます。心の奥底に深く沁みわたる音を堪能しました。」
奈良・葛木御歳神社宮司 東川優子

コンサート予定日程と場所

7/30 バー犀せい@金沢・片町
8/9 カフェみとしの森@奈良・御所
9/6 シャンソン古城里@岐阜・岐阜駅近く
9/18 亀田正一記念館@鳥取・湖山
未定:白沙村荘橋本関雪記念館@京都銀閣寺近く
未定:ギャラリー再会@大阪新世界通天閣近く(普段は閉まっています)
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